「ヌメリクリン」は有機酸を含有するむきエビ用の物性改良剤製剤で、
むきエビの表面を酸性処理して中和します。
目的によってビタミン類やアミノ酸などを付加することも可能!
使用方法は簡単で、むきエビ解凍(アルカリ性製剤使用)後、
「ヌメリクリン」0.2〜0.5%溶液に2〜10秒浸漬するだけ。
冷凍むきエビの解凍加工時には歩留まり向上や発色を目的にリン酸塩などのアルカリ性製剤が多く使用されますが、タンパク質溶解や、リン酸塩の性質によるぬめりが発生します。
このぬめり除去のため、加工現場では大量の流水で洗浄するといった多大な時間と労力が費やされ、特に冬場は水も冷たく作業時にかかる身体的な負担と、水道料金や人件費などのコストも甚大です。
この「ヌメリクリン」を使用すれば、短時間でぬめりを除去でき、エビ本来のうまみを損ねることもありません。
有機酸の効果で短時間でぬめりを除去する基本製剤
ビタミンCを配合し酸化防止製剤としての効果もプラス
グリシンおよび酢酸ナトリウムを配合し、日保ち向上製剤としての効果をプラス